日本小児科学会が、新しいコロナウイルスがうつった0歳から19歳までの子ども300人について調べました。
ウイルスがうつった子どもの85%は、治療をしなくても具合がよくなりました。亡くなった子どもはいませんでした。
誰からウイルスがうつったかわかった子どもは258人いました。この中の約80%の198人は、家族からうつっていました。父親からうつった子どもがいちばん多くて91人でした。母親からうつった子どもは48人でした。両親のどちらかからうつった子どもは19人でした。
幼稚園や保育園、学校でうつった子どもは32人でした。
調べた人は「子どもにウイルスがうつらないようにするためには、親がウイルスを家に入れないように気をつけることが大切です」と話しています。