子どもの水着には、裏が網のようなメッシュになっているものがあります。国民生活センターによると、男の子の性器の皮膚がメッシュの穴に入ってけがをする事故がありました。10年ぐらいで12件あって、血が出たり病院に通ったりした子どももいました。
けがをした子どもは3歳から13歳で、短いズボンのような水着をはいていました。
水着を作る会社などの団体は2010年に「裏にメッシュを使わない」という安全のルールを作りました。しかし、インターネットや店では裏がメッシュの水着も売っていました。
国民生活センターは「裏がメッシュの水着を子どもにはかせないでください。子どもが痛いと言ったら無理に取ろうとしないで、すぐ病院に行ってください」と言っています。